あんかけ湯を発売し8年が経過いたしました。
各社からも同成分(とろり系)の入浴剤が多数発売され入浴剤市場において新しい触感商品としてご支持いただくまでになりました。
ここに記載しました注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や損害を未然に防止するためのものです。
お子様やご高齢の方がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をご徹底くださいますようお願いいたします。
使用に際し入浴剤30g袋の裏面にも記載しておりますが、お使いになった袋は使用される方がいつでも見られる所に保管してください。
◆安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
●本製品は、お湯のとろみ感と保温・保湿効果を特徴とした高分子配合の入浴剤です。
●本製品は、とろみ成分が配合されているため、入浴時は体にヌメリ感を感じます。
●とろみ成分が溶けるまで、よくかき混ぜてからご入浴ください。
●ご入浴時、湯上がりの際に浴槽や床がすべりやすくなり、ケガにつながりますので十分注意してご入浴ください。
●小さいお子様やご高齢の方の入浴は特にご注意下さい。
●床等にこぼして水分を吸収すると、すべりやすく危険ですのですぐに取り除いてください。
●残り湯は洗濯に使用しないでください(衣類に付着する恐れがあります)
◆洗濯への影響
●残り湯は洗濯に使用出来ません。
●柔軟仕上剤・或いは柔軟剤入り洗剤との併用は絶対にお避けください。
万一、残り湯を洗濯(柔軟剤入り洗剤を使用、または柔軟剤を併用)に使用された場合は、衣類に粘液(ガム)状物質が付着して取れなくなりますのでご注意ください。
●粘液(ガム)状付着物を取る方法について、一部ご説明申し上げます。(当社試験データ)
1.色落ち、縮んでも大丈夫な衣類(衣類取扱い絵表示確認)1点を熱湯(80℃)にしばらくつけ置きして下さい。
2.白い粘液上のものが浮遊・沈殿してきます。(ガム状付着物が剥離してくる状態)
3.2の湯を捨て、再度清水を入れかき混ぜゆすぎ、しばらく放置しておくと白い粘液状のものが剥がれ落ちます。
4.衣類を取り出し軟らかいタワシ等で擦ると大部分は取り除けるかと思います。(大変手間のかかる作業ですが)
※原因・・・柔軟洗浄剤に配合されているベントナイト(柔軟成分)と、あんかけ湯入浴剤 に含まれる高分子(とろみ成分)が結合し、繊維に付着したものです。
◆浴槽への影響
●浴槽の材質は、FRP(強化プラステック)、ホーロー、ステンレス、木、タイル、大理石等です。
●浴槽を傷めたり傷つけたりする成分は入っておりませんが、FRPの一部や大理石の浴槽では、一度に多量の入浴剤を使用、継続使用する事で浴槽表面の光沢を失ってしまうものもありますので商品裏面の注意書き、又は浴槽の注意書きもよくお読みの上、使用方法をお守りください。
●とろみ成分の固まりが浴槽のまわりに付着して残ることがあります。
ご使用後はスポンジや、やわらかい布等で、とろみ成分をよく拭き落として水で洗い流してください。
●にごり湯(白濁)タイプのものは、溶かした入浴剤を長時間浴槽に入れておきますと、浴槽の底やまわりが白くなることがあります。
浴槽には影響なく、市販の風呂用洗剤(塩素系漂白剤)で洗い流すときれいになります。
●残り湯は長く放置せず洗い流していただくことをお薦めします。
●浴槽底面に入浴剤が残り付着物(着色)が発生する場合がありますが、入浴剤は水溶性のため、お湯を入れて放置すれば自然に着色等は消滅します。
付着後すぐならば、中性の浴槽洗浄剤で楽に落ちますが、乾くと浴槽の材質への付着力が強くなり、さらに石鹸かす等の付着が重なると落としにくくなります。
このような場合には、酸性の洗浄剤(塩素系漂白剤)で洗い流してください。
●お使いの機種の説明書を確認の上ご使用ください。
◆風呂釜への影響
●浴槽の湯を沸かす方式には、(1)直下加熱式 (2)給湯式 (3)循環式(追い炊き)等があります。
●毛髪や汚れなどにより目づまりを生じ、湯の循環量が少ないため炎が消えてしまうことがまれにありますので、循環孔フィルターをよく水洗いしてください。
●特に、にごり湯(白濁)タイプの入浴剤は、風呂中内部の湯垢等に、にごり成分が一部付着して循環孔から浴槽内へ出てくることがありますので、風呂釜内部や循環孔フィルターをホースなどを使ってよく水洗いすることをお勧めします。
●全自動給湯器・24時間保温風呂など循環式風呂釜では装置の支障をきたす恐れがありますので使用しないでください。
●追い炊きのできるガス風呂釜をお使いの場合は、ホース等で釜内部や循環孔フィルター等に水を流し込んで洗浄してください。
●お使いの機種の説明書を確認の上ご使用ください。
◆人体への影響
●本入浴剤成分(無機塩類、保湿剤、着色剤、香料等)は厚生労働省(薬務課)の承認許可を得た成分を使い製造販売していますので、問題となるような皮膚刺激性はありません。
極まれにアレルギー性を示す人がいますので、その場合は使用を中止してください。
●洗髪、洗顔に使用できますが、入浴後の湯は、皮脂、角片等の汚染も当然考えられますので、衛生上の観点から残り湯での洗髪、洗顔は避けるべきであり、さら湯で充分すすぐことをお勧めします。
入浴後の湯は、皮脂、角片等の汚染も当然考えられますので、衛生上の観点から残り湯での洗髪、洗顔は避けるべきであり、さら湯で充分すすぐことをお勧めします。
●入浴剤を溶かした湯を誤って飲んでしまっても少量なら問題はありませんが、大量の場合ならお医者さんに診てもらってください。
●入浴剤を溶かした湯が眼に入った場合、通常の使用濃度であれば問題ありません。
●妊婦への使用については、特に制限はありません。
●入浴剤の生分解性を測定した結果、5日間で約75%の生分解性を示しました。
これは石鹸や洗剤等と同レベルで、入浴剤の使用が水環境に対して悪影響を及ぼすことはないと考えられます。
◆浮力作用の影響
●お湯に入ると身体は、浮力を受けて軽くなり不安定に(すべりやすく)なります。
ご高齢の方、小さいお子様、妊婦の方、体力の弱った方などは、特にご注意ください。
◆使用量について
●薬事法に基づき承認された使用容量が規定されています。基本的には承認された用法、容量(約200Lに30g/1包)以外の使い方は認められません。
お湯の量(割合)に合わせて使用量を加減してご使用ください。
*湯量の割合に対し大量の入浴剤を溶解されますと、高濃度になり粘度が増しとろみ度合いが大きくなりますが、反面すべる度合いも高くなりますので特にご注意ください。
◆高分子(PEG-90M)の特徴について
●高分子化合物とは、身近なところでは、澱粉、ゴム、酵素、タンパク質などがあります。
●「あんかけ湯」に配合しています高分子の化粧品における応用範囲は広く、パウダー・ローション・クリームなどに使用されています。
●高分子は水を吸収して粒子が膨潤して卵白状ゲルなり、完全な溶解状態になるまで数時間を要します。
●卵白状ゲルが互いに粘着しますと団子状態になり高分子の一部が浴槽底部に付着し、すべりやすくなりますので入浴剤投入後よくかき混ぜてご入浴いただきますと防ぐことが出来ます。
●高分子がお湯にとけ出す頃(粒子が膨潤している状態)、かたくり粉(澱粉)のように「トロミ感」のあるヌルヌルとした感じになります。このためお湯が冷めにくくなり、体が良く温まるのも特徴です。
●時間の経過(数時間)とともに高分子が完全に溶解され、2〜3人目の方が入浴されるころには、粘度(トロミ)がなくなります。
店長の石橋です
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